大阪府泉佐野市の歯科(歯医者)かつふじ歯科です。一般、小児歯科のほかに口腔外科、インプラント治療など幅広い診療を行っています。

禁煙支援・指導

喫煙外来支援・相談

歯周病は歯垢が主な原因ですが、それ以外にも『タバコ』が原因であるといわれています。そして喫煙者は歯周病の治療を行っても禁煙者に比べて治りにくいといわれています。
なぜタバコが歯周病の症状を悪化させ、治りづらくしてしまうのでしょうか?

人間には、ある程度の病気やケガであれば本来備わっている自然治癒力で治るのですが、タバコに含まれる『ニコチン』は血液の流れを悪くし、免疫能力を下げるといわれていますので、歯周病になりやすく、吸い続けていると、歯周病も治りにくいということになってしまうわけです。また、タバコの有害物質が唾液の分泌量を減少させ、歯垢(プラーク)を付着させやすくしますので歯周病の悪化に拍車をかけるのです。

あるデータによると、『タバコ喫煙者は吸わない人に比べて2~6倍、アメリカのデータでは10倍近く歯周病になりやすい。』とされていますので、現在歯周病になっていなくても、タバコを吸っていると歯周病へのリスクが高くなり、逆に禁煙すると歯周病へのリスクが下がりますので、歯周病を予防するためにも禁煙することをオススメします。

当院では、2000年から禁煙外来を併設し、禁煙指導と薬物療法をおこなってまいりました。
禁煙成功率は約70%でしたが、残りの30%の方でも一日あたりの喫煙本数を下げることができました。

現在では、禁煙指導も医科では保険適用と認められましたので、患者さんの症状にあわせて禁煙外来への紹介をおこなっています。
当院は、2004年に日本禁煙推進医科歯科医師連盟から禁煙推進モデル医療機関(第2号)と認定され、2006年には日本禁煙学会 禁煙専門医師(第361号)の認定を受けました。


タバコによる歯周病患者さんの写真:
歯の付け根の歯ぐきがロールキャベツ状に膨らんでいます。歯ぐきの色も暗い紫色になっています。


健常な患者さんの写真:
歯の付け根の歯ぐきはU字型に引き締まっていて色もピンク色です。

事例

事例

禁煙前:40歳代女性一日20本20年間喫煙中

上下の歯ぐきに黒いメラニン沈着が見られます。
審美障害を訴えていました。

事例2

禁煙後:禁煙指導後、上下の歯ぐきのメラニン組織を高周波治療により除去しました。

審美障害も解消されました。

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