スリープスプリント(いびき、睡眠時無呼吸症候群治療装置)
睡眠時のいびきは日常生活においていろいろな障害を引き起こすといわれています。そこで睡眠時の上下の顎をマウスピースに似た装置で固定することでいびきの発生を予防する治療法です。
スリープスプリントの費用は保険適用です。3割負担で約10,000円くらいです。
睡眠時、舌が後ろへ下がり気道を圧迫する
呼吸がしにくい状態になりやすい。
下顎を前に出すと顎が持ち上がり気道が開く。
下顎を前で固定するようにスリープスプリントを装着します
各個人上下の歯と顎の状態に合わせアクリル樹脂で作成します。初回の検査で良好と判断した方のみ作成可能で、効果、有効率は90%といわれています。
症例1
装着前の口腔正面像です。
スプリントを上下の歯でかみ合わせ就寝します。
装着前の写真です。
症例2
下あごを前方に5ミリ突出させた状態で装着しました。
スプリントを上下の歯でかみ合わせ就寝します。
以前のタイプでは就寝しにくい点を改善して違和感を軽減させた当院独自のDKスリープスプリントです。
スリープスプリントによる睡眠時無呼吸症候群への効果のデータ
施行前に比べ、施行後、AHIが26.8から3.9に下がって正常範囲に